ぺんぎんだもの 〜ぺんぎん観察記〜

アクセスカウンタ

zoom RSS 孵化するのは大仕事 (ぺんぎん本など)

<<   作成日時 : 2017/04/16 00:06   >>

驚いた ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0




しばらく前から何冊か、おもしろい本や記事を読んでいます。


まずはこれです。


『どうぶつと動物園』(冬号)。
日本鶏が表紙の号です。

 ★ 目次などは こちら ★




この号に、葛西臨海水族園の、フェアリーぺんぎん繁殖に関する記事がありました!


フェアリーペンギンの新たな繁殖技術への挑戦
画像



ぺんぎんの卵は、もちろん、パパ・ママぺんぎんが世話するのがいちばん。

ですが、事情があって人工でお世話するときには、孵卵器に入れます。


入れるだけなのか?
いいえ、入れっぱなしで放っておけばいいかというと、
そういうわけではありません……!


ここでもやはり、
ぺんぎんの親の抱卵術がお手本です。


彼らはずっとおなかを押し当てて温めてるわけではなく、

ときには風を通したりして、きちんと温度調整をしているようなのです。


この自然な抱卵を、人工で再現するのはそれはもう、大変なことのようで……


飼育の担当の方は 試行錯誤を繰り返し、几帳面に記録を取られました。
雛が健康に孵化するための、ベストの状況を探っていった過程が
読みやすくまとめられています。


たとえば、

孵卵器で温めはじめて何日目に、設定温度を何度に変えたか。
どんなタイミングで霧吹きをしたか、など。


無事に孵化したら、今度は餌を与えるわけですが

フェアリーひなちゃんの食道はとってもデリケートだそう。
カテーテルだと傷がつきますし、胃を破ると大変……
というわけで、注射器を使うのだそうです。


こうやって展示場に出てくるまでに……
画像
元気な姿は、飼育係さんのご苦労のおかげね。


そして

孵化するということは、ぺんぎんにとっても、飼育係さんにとっても
画像
大仕事なんですね。


人工育雛については、「刷り込み」が心配されたりしますが、

「……最悪の場合、群れにまったく馴染めずに生涯孤立してしまうことがあります」と、この記事にあります。

そうなると悲しいですね……ですが!

「……しかし、今回フェアリーペンギンでは、自力で採食ができるようになると飼育係に対して攻撃的になり、何ともあっさり展示場の群れに馴化し……」

とありまして、ほっとすると同時になんだか笑えてしまいました。

(笑ってる場合ではない)

フェアリーちゃんのかっこよさも、感じられる記事でした☆彡
画像
(そうかんたんに すりこまれません)





こちらは――

ペンギンになった不思議な鳥
画像
青柳昌宏先生と、上田一生先生が訳してらっしゃいます。


古書店で見つけました。

新装版で1995年の発行ですので、初版はさかのぼります。
当然ながら昨今の情報は入っていませんが

人間とぺんぎんがいかにかかわってきたか。
過去の悲しい(ほんとうにひどい)歴史を知り、今後に生かすための貴重な資料として読めます。

その昔、船乗りたちにとって海鳥は食料でした――

航海そのものが生き地獄の様相で
(水も食料も底をついて、船員の体に蛆がわく)

生き物への愛護の気持ちなど芽生えるはずもなく

ぺんぎんをかたはしから撲殺、塩漬け肉に……という展開は、しかたなかったのかもしれませんが……。

二度とそんな世界にしたくないですねっ!!





気分を変えまして


こちらは、いただいた本です。ありがとうございます。
画像
おこしやす、ちとせちゃん


コウテイぺんぎんの雛、名前はちとせちゃんが
不思議なことに いつまでたっても大きくならないで、
ずっと 雛なのです。

京都を毎日歩いては、おもしろいもの、驚くもの、おいしいものを見つけるという話です。

蒸し風呂みたいに暑くても歩いており、大丈夫だろうか!?

ありえないのですが、しかしこれは漫画です。
ですので大丈夫です。


風神雷神を見てものすごく驚いたり、
おでん屋台に出没したりもしています。

おでんは、大根のようなのを食べさせてもらっていました。



〜 〜 〜 〜 〜


 お ま け

ぺんぎんではありませんが、
画像
『BIRDER』 4月号 「鳥の鳴き声大図鑑」



鳥の鳴き方にも「文法」があることが、最近はわかってきたようです(!?)。

シジュウカラの親は、巣に天敵が迫ると、雛たちに異変を知らせるそうですが

天敵の種類によって、鳴き方を変えているようなのです。

「チカチカ」(カラス) → 雛、身をかがめる(カラスの嘴が届かないように)
「ジャージャー」(ヘビ) → 雛、巣から出る(ヘビの侵入を避けるため)

これは「単語」のようなものなのかな?


ほかにも、仲間たちへの呼びかけでは
「気をつけろ」「集まれ」で鳴き方が違うらしく、

驚くべきことに「気をつけて集まれ」(天敵がいるとき)といった「文」の操作もできるらしい……。

「集まれ気をつけて」という順で音声を聞かせても、反応しないらしく、

すると
「語順」と「意味」を結び付けてとらえていることになります。


ほんと、鳥の能力って測り知れません。





もう1冊。

鳥ではありませんが


画像
えのすい 愛しのクラゲたち

新江ノ島水族館のクラゲたちが被写体です。

ひたすら美しい写真と、文学的なテキスト。
(展示の解説板にあるものです。個性的です)







★ 2017.4.29 ブログを移行しました こちらへ ★

★ こちらで↓ ぺんぎん応援中 (◎▼◎)/ ★
minne のマーケット 〜 African Penguin Awareness Day 企画 〜 チャリティー・ポストカード つくりました。
* このブログ右段(→)の「メッセージ」欄 または その下のメールフォームからお申し込みいただいても OK です *
★ 2016.11 SANCCOB に寄付しました。詳しくはこちら。


★ 熊本市動植物園の日常 *(◎θ◎)* ★
素顔の動物園 The real zoological garden
熊本日日新聞社
2016-08-15
熊本日日新聞社

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 素顔の動物園 The real zoological garden の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

「今、熊本市動植物園は熊本地震の影響で長期休園を余儀なくされています。動物たちは余震が起こるたびに不安そうに鳴き声を上げているそうです。動物たちも私たちと同じく震災を経験し怖い思いをしているのです。
園が再開するまでの間、動物たちとは会えませんが、この本を手にすることで動物たちと気持ちをつなげていただく一助になれば、幸せなことだと思います。」
(熊日出版スタッフブログから)


テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
驚いた
ナイス

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文


書棚です〜 (◎θ◎)/


↓たくましく生きている
ペンギンの楽園 地球上でもっとも生命にあふれた世界 The Paradise of Penguins
山と渓谷社
2016-08-12
水口 博也
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ペンギンの楽園 地球上でもっとも生命にあふれた世界 The Paradise of Penguins の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

↓神々しい。素晴らしい写真
太田達也写真集 カムイ 神々の鼓動
山と渓谷社
2015-10-02
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 太田達也写真集 カムイ 神々の鼓動 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

↓わかりやすい
ペンギンの不思議: 鳴き声に秘められた様々な役割
誠文堂新光社
宮ア 正峰
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ペンギンの不思議: 鳴き声に秘められた様々な役割 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

↓うつくしく、深い
ペンギンの歩く街
ポプラ社
藤原 幸一
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ペンギンの歩く街 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

↓ぜったい読むべき!
野生の猛禽を診る―獣医師・齊藤慶輔の365日
北海道新聞社
齊藤 慶輔
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 野生の猛禽を診る―獣医師・齊藤慶輔の365日 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


孵化するのは大仕事 (ぺんぎん本など) ぺんぎんだもの 〜ぺんぎん観察記〜/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる